† ゴシックロリータについて †

※以下のゴシックロリータに関する記述は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「ゴシック・アンド・ロリータ」の項より抜粋のものですが、ゴシックロリータに関して数多くある記述のひとつとして此処に掲載するものであり、此れをゴシックロリータに関する唯一の定義とするものではなく、また、個々人におけるゴシックロリータに対する各々の定義、概念、哲学、思想等を否定するものではございませんことをここに記します。予めご理解いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。 (尚、Wikipediaにおけるゴシックロリータの項の全文、及び関連リンクなどはこちらよりご覧くださいませ。)

ゴシックロリータ・ファッション

ゴシック・アンド・ロリータの特徴を最も端的に表しているのが、そのファッションであり、そのファッション感覚こそがこの文化の中核となっている。このファッションを簡素に述べるならば、「ロリータ・ファッション」に表される事の多い、少女・少年を連想させる神秘的で無邪気な天使や妖精的な要素と「ゴシック・ファッション」に表される事の多い、倒錯・耽美の悪魔的な美意識が結合した、現代の象徴的な少女趣味の一種と言うことができる。愛好する要素は少女趣味の他に、18世紀のゴシック趣味(ゴシック・リバイバル)、19世紀のロマン主義思想や、衒学趣味、神秘主義、オカルト主義、怪奇趣味、猟奇趣味、フランスの世紀末思想、耽美主義、退廃、古典などがある。

ロリータ・ファッションとの相違点

ゴシックとは無関係な、大人の少女趣味を指す「ロリータ・ファッション」がある。ロリータ・ファッションの女性はゴシックロリータと混同されることを嫌う傾向が強い。その主な理由としては、過去、そして現在でもよくあるゴシック的思想の悪質なイメージへの拒否などが挙げられる。しかし、双方に共通する耽美的で刹那的な要素などからゴシックロリータファッションとロリータ・ファッションが混同される場合は少なくない。そしてゴシック・アンド・ロリータの定義が複雑なものである事もあいまって、ゴシック・アンド・ロリータとロリータの両方を好む女性も当然、存在する。
ロリータ・ファッションの甘いフルーツ柄やシンデレラなどのお城と比較して、退廃(デカダンス)の要素を加えられている点が、ロリータ・ファッションで表わされる少女趣味とは大きく異なる。

ゴシック・ファッションとの相違点

通常のゴシック・ファッションとは違い、ダークな面を強調しつつも「少女的である事」を基礎にしている。このファッションの要素などを「ゴス系」と表現する事がまれにあるが、あくまでも「そのような系統・雰囲気」を指しているに過ぎない。

デザインの特徴

色彩自体は黒を多用したモノトーンの落ち着いた色彩であるが、過剰にレースやフリルなどの装飾が施されている点はロリータファッションと共通している。レースの色は服に合わせて多彩で造りも様々。 無地の黒布に白レースの典型的なゴスロリのデザインは、黒と白の色が持つ意味や着る人を選ばない組み合せである事などの理由から、人気の高いデザインである。よりゴシックな印象を強くしたい場合は、白レースよりも黒生地に黒レース、紅茶ぞめ、ボルドーレース等を選ぶ場合が多い。また、白や黒の組み合せも人気だが、黒とダークブルー、血のような赤色なども人気が高い。
銀製またはニッケルなどのめっきをほどこした銀色の装身具、または真鍮色等のアクセサリーを使用している場合が多い。よく使われる意匠は、十字架、鍵、天使の羽、悪魔の翼、薔薇、髑髏、蝶、蜘蛛など。また、クラシカルなものを好む場合は銀より渋めのアンティーク・ゴールド色などが上品なので好まれる。意図的に使い古したような造りに仕上げられている場合も多い。
代表的なモチーフとしては猫、吸血鬼、堕天使。ロリータファッションでもよく使われる童話のマザーグース、不思議の国のアリス。ゴシック・アンド・ロリータでは死神(死の天使)あるいは髑髏と言ったモチーフが好まれる傾向は強いが、装飾面ではゴシック・アンド・ロリータよりも下記のパンク・ファッションの方が好まれ、扱われる場合が多い。

その他

ゴシック・アンド・ロリータ・ファッションにはそれに影響を受けた派生ファッションが存在する。その例としては、ゴシック・アンド・ロリータの要素を加えたパンク・ファッションなどが一番よく知られている。

思想

ゴシック・ファッションとロリータ・ファッションという交わらない、それぞれの独自性を持った個性的なファッションが交わったゴシック・アンド・ロリータファッションは非常に複雑なものであり、それがどのようなものであるか(=思想)は人により異なる。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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